生きづらい私の雑記

「発達障害として診断しても良いけど、まあ普通に生きることもできますねぇ。どうしても診断名が欲しい場合はできますけど。」と医者に言われた、一見問題の無さそうに見える私のやりづらい毎日を書き散らします。

自信のなさの克服に向けて

自信がない人、と聞いて皆さんはどんな人を思い浮かべますか?そしてどんな印象を抱きますか?


いつも腰の低い人、人の影に隠れている人、リーダーシップを発揮すると言うよりは、ついて行く側の人。意味合いとしてはマイナス評価だな。私はこんなイメージをずっと持っていました。そして入学、就活、入社…と「ファーストインプレッション」とやらが発生する節目節目で、このイメージとは正反対の人物像を創り出し、自信のある人アピールをしてきました。(そしてそれを維持できなくなり尽く大敗を重ねています)


現時点で私が感じているのは、自分の認識が大間違いだった、ということです。

これは、自信がない人であれ。ということではもちろんありません。自分に自信があることは幸せに生きるために超超超大事です。

では何を間違えていたかと言うと、自信のない人の人物像でした。


自信の有る無しは、明るさやリーダーシップ、仕事の出来不出来は正直全く関係ない!ということを、私はヒシヒシと感じています。もちろん自信たっぷりの人は明るく朗らかで仕事も出来て…など傾向はあるでしょうが、私がこれまでの精神科通い、休退職や派遣バイトを経て感じているのは、

「有能アピールする人程自分に自信がない」「本当に自信のある人はダメな部分を出せる人」

ということです。


実際会社にこんな人がいました。仮にAさんとします。Aさんは声が大きくよく喋り、「お客さんと話すことが大好きで、この仕事は天職」と言う人でした。新人である私に対し、昨年の繁忙期がどれほど忙しくて苦労したか、そしてその中でAさんはノルマを達成出来たこと、自分が如何にお客さんと仲良くなっているか、などを(マジで)繰り返し話して聞かせました。入社したての私はAさんに対して(仕事がよく出来て明るく、自信のある人なんだな)と思っていました。


しかし、3ヶ月程経つと、Aさんの言動にモヤモヤとすることが増えてきました。

Aさんは「自分は仕事が早い」「仕事が早い事が正義」という人でした。ですが実際は急ぐばかりでミスも多く、共通の上司から指摘される事が少なくありませんでした。そんな時Aさんの対応はいつも次のどれかでした。

「今日はお客さんが沢山来たから」と言い訳「このお客さんとは仲良しだから大丈夫」と謎のアピール

「システムが分かりづらいせいだ」と自分以外に原因を挙げ連ねる

自分より下の立場(=新人の私)を観察し、ミスがあれば(無くても!)嫌味を言う


一貫して自分の非を認め、改善するための行動を取ることがありませんでした。加えて、自分がミスをした時は「今日は忙しいから」とアピールし、下の立場の(ryミスは鬼の首を取ったように報告していました。


Aさんこそ、自分に自信がない人なのでしょう。自信の無さを、自分は有能アピールで必死に誤魔化そうとしている。何かあれば言い訳をして自分を守ろうとする。


私もAさんのような所がありました。自分はできる人です!とアピールしまくり、人のダメな所をいつも探して、(こいつよりマシだな)とか思う本当に嫌な奴だったと思います。この部分の弊害と克服の話もいつか書きたいです…


今私は、本当に自信がある人とは、自分と人を同じものだと考え、人を尊重できる人だと思っています。そこには仕事のできるできないや、地位の有るなしは元々は関係がなく、どれだけありのままの自分を認め、また他者を素直に認める事ができるか、が大事なのだなあと感じます。


今日も仕事怖いけど、「自分はデキる」を手放して、全部受け入れる&他の人を認めてやってこう…頑張る…