生きづらい私の雑記

「発達障害として診断しても良いけど、まあ普通に生きることもできますねぇ。どうしても診断名が欲しい場合はできますけど。」と医者に言われた、一見問題の無さそうに見える私のやりづらい毎日を書き散らします。

発達障害について

私は発達障害の診断がおりていません。検査は受けましたが、担当医からは「能力の差は一部普通より大きく生活の中で困難な事もあるので、診断することは出来ます。でも努力すれば今のまま普通に生活することも出来るレベルです。」というようなことを言われました。頑張れば普通でいられる。頑張れなければ怠けていると思われる。この状態ですね。


検査を受けたのは、入社後半年経った頃でした。仕事が遅く覚えられないこと。仕事上のコミュニケーションが不得意なこと。電卓や機械類の操作に慣れる事ができないこと。(ボタンを素早く押せないです。ブラインドタッチもできません。)暗算やパーセントの計算など基本的な算数ができないこと。もちろん他にも様々ありましたが、これらがきっかけで自分に疑問をもち、ネットサーフィンをして発達障害を知りました。


ただこの頃は2つの考え方が頭をぐるぐるしていました。

発達障害と診断されて退職し、楽になりたいという気持ちと(※発達障害=クビではありません)、入社半年で辞めたら次が見つからないだろう(※そんな事はありません)、診断が会社にバレてクビになったら困る(※そんな事はありません)、というものです。今思えば、日常的に疲れており、またこの頃からうつ状態の傾向があったため「ゼロか100か」みたいな思考になっていたのだと思います。


結果的に私は「健常者として今の職場を続けたい」と言って診断を貰わないことを選びましたが、その後、結局入社2年半年で会社を辞めています。


私はどうすべきだったのか今でもわかりません。しかし今思えば、「職場には合う合わないが必ずある」「絶対そこに勤め続けるべき、辞めたら絶対次雇われる所がない、ということは無い」この2つは義務教育で叩き込むレベルだな‪wとは思います。

また実際には一人一人の能力を良くヒアリングして配置してくれる職場や、自分の得意なこと、やりたいことを考え直しての就職もできるのだと、退職してから知りました。


私は所謂真面目系クズで、就活は周りに合わせ、言われるがまま世間の価値観の通りにやっていたのですが、ツケが見事にに回ってきた結果とも言えますね…


日常生活の中で、やはり人付き合いが苦手だったり、気が利かなかったり、スケジュール管理が苦手だったり、できないことは正直めちゃくちゃあります。毎日苦労しています。でもとりあえずは自分はこんなもんだ、と認識して、出来ないことは素直に申告&できる範囲で勉強することにしています。発達障害だから良い、悪いという事は絶対にないし、「色んな人がいて、その人にはその人の事情がある」とだけ今は頭に留め置こうと思います。